【薬剤師が解説】旅行中の乗り物酔いを防ぐ!酔い止め薬の選び方と対処法まとめ

薬剤師×旅行

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また、情報提供を目的としています。服用の際は添付文書をよくお読みください。

こんにちはー!
旅が大好きな薬剤師のぽっけです🐿️
年に10泊以上、気ままに旅をしながら、その土地の景色やごはん、そして人との出会いを楽しんでいます。

旅行の計画を立てているとき、「乗り物酔いが心配…」という方、いませんか?

せっかくの旅行なのに、バスや車、船で気分が悪くなってしまったら悲しいですよね😢

今回は現役薬剤師のぽっけが、乗り物酔いの仕組みから予防法、おすすめ酔い止め薬の選び方までまるっと解説します!

乗り物酔いってなぜ起こるの?

乗り物酔いは、別名「動揺病」とも呼ばれます。

目から入ってくる視覚情報と、内耳(三半規管)が感じる揺れの情報がズレてしまうことで、脳がパニックになって引き起こされます🧠

たとえば、車の後部座席で本を読んでいると、目は「止まっている」と感じているのに、体は揺れを感じている…この矛盾が酔いにつながるんです。

乗り物酔いのメカニズム目(視覚情報)本を読んでいるので“止まっている”と脳に伝える👁内耳(三半規管)車の揺れを感じて“動いている!”と脳に伝える👂情報がズレてる!パニック!乗り物酔いの主な症状吐き気・嘔吐冷や汗・顔面蒼白頭痛・めまい胃の不快感視覚と内耳の情報のズレが、乗り物酔いの根本原因です

また、乗り物酔いを起こしやすくなる要因としては以下のものがあります。

  • 疲れやストレスが溜まっている
  • 胃腸の調子が悪い
  • 睡眠不足

思い当たることがある方は特に、予防策をしっかりとっておきましょう!

酔い止め薬の成分と特徴

酔い止め薬にはいくつかの成分が使われています。

それぞれの働きを知っておくと、自分に合った薬を選びやすくなりますよ🌿

成分名カテゴリ主な働き特徴
クロルフェニラミン / ジフェンヒドラミン抗ヒスタミン系吐き気・めまいを抑える眠気が出やすい
メクリジン塩酸塩抗ヒスタミン系吐き気・めまいを抑える他の抗ヒスタミン薬より眠気が少なめ
スコポラミン抗コリン系吐き気の予防乗り物酔いによる吐き気予防に有効
ジフェニドールその他めまいを抑える乗り物酔いによるめまいに有効
アミノ安息香酸エチルその他吐き気を抑える胃粘膜への局所麻酔的な作用
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)その他吐き気を抑えるビタミン成分でおだやかな作用

※ 市販薬には複数の成分が組み合わされているものが多いです

「眠くなっても良いから効き目重視」か「眠気を避けたい」かによって、含まれる成分が選ぶポイントになります💡

酔い止め薬はいつ飲む?

酔い止め薬は、乗り物に乗る30分〜1時間前に飲むのがおすすめです。

「もう酔ってしまった!」という後から飲んでも、効果が出るまでに時間がかかってしまうので、乗る前に飲むのが基本です🚌

また、薬を飲んだという安心感も大切なんです。

お子さんに飲ませるときは「これを飲んだら酔いにくくなるよ」と伝えてあげることで、安心感が生まれて効果的になることもあります。

また、普段から特定の酔い止めを使っている方は、慣れた薬を変えずに使うのがおすすめです。

【薬剤師おすすめ】状況別・年齢別の酔い止め薬6選

① パンシロントラベルSP(7歳〜)

ぽっけが一番最初におすすめしたいのがパンシロントラベルSP🌟

水なしで飲めるラムネ味で、子どもでも飲みやすいのが大きな特長です。

バッグに入れておくだけで、乗り物に乗る前にさっと飲める手軽さが旅行に最適なんです🎒

7歳から服用できるので、小学生のお子さん連れのご家庭にも◎

もちろん大人の方も服用できますので、家族みんなで使えるのもうれしいポイントです😊

💊 薬剤師のおすすめはこちら!


旅行バッグに1つ入れておくだけで安心!水なしで飲めるラムネ味が◎

② トラベルミンR(11歳〜)

トラベルミンシリーズは、酔い止め薬の定番ブランドです🚗

シリーズの中でもトラベルミンRは11歳以上が対象で、メクリジン塩酸塩を主成分としているため眠気が出にくいのが特長。

目的地に着いてからも眠くなりたくない!という方に向いています。

トラベルミンシリーズ3種類の違いをまとめておきます🔍

商品名対象年齢1日の服用回数眠気特徴
トラベルミンR11歳〜1日2回まで少なめメクリジン配合で眠気が出にくい
トラベルミン(レギュラー)15歳〜1日3回までありスタンダードなタイプ
トラベルミンファミリー5歳〜1日3回まであり子どもから大人まで使えるファミリー向け


旅のお供にぜひどうぞ🧳

③ トラベルミンファミリー(5歳〜)

トラベルミンファミリーは5歳から飲めるファミリー向けの酔い止め薬です👨‍👩‍👧‍👦

「家族みんなで同じ薬を使いたい」という方に便利な一本。

お子さんも大人も同じ薬で揃えられるので、旅行の荷物を減らせるのもうれしいポイントです🎒


旅のお供にぜひどうぞ🧳

④ トラベルミンチュロップ・トラベロップQQ(5歳〜)

トラベルミンチュロップトラベロップQQは、実は含まれている成分がほぼ同じ薬です💊

どちらも5歳から使えて、チュロップタイプで飲みやすいのが特長。

(チュロップとは、噛んでも口の中で溶かしても飲めるタイプのこと。水なしでOKなので、移動中にもさっと使えて便利です🍬)

「薬を飲み込むのが苦手」「水なしで手軽に飲みたい」というお子さんにおすすめですよ🌈


旅のお供にぜひどうぞ🧳


旅のお供にぜひどうぞ🧳

⑤ センパーキッズドリンク(3歳〜)

3歳から使えるドリンクタイプの酔い止めです🍹

小さなお子さんは錠剤やチュロップを飲むのが難しいこともありますよね。

センパーキッズドリンクはドリンクタイプなのでそのまま飲めて、小さな子どもでも使いやすいのが◎

「3歳のうちの子も旅行に連れて行きたい!」というご家庭にぜひ🐣


旅のお供にぜひどうぞ🧳

⑥ アネロンニスキャップ(長距離移動の方へ)

飛行機で海外旅行!長距離フェリーで旅行!という方にはアネロンニスキャップが断然おすすめです✈️🚢

1日1回の服用で12時間以上効果が続くので、長時間の移動に最適なんです。

「毎回薬を飲むのを忘れてしまう…」という方にもうれしい設計です💡

ただし、副作用の眠気が目的地についてからも残ることがある点には注意が必要です。

到着後すぐに動き回る予定がある方や眠気が心配な方は、1日2〜3回タイプの酔い止めを使う方が安心ですよ🌿


旅のお供にぜひどうぞ🧳

乗り物酔いを防ぐための予防法

乗る前にできること

旅行前日はしっかり睡眠をとって、疲れを残さないようにしましょう😴

(旅行前でワクワクして眠れない気持ち、すごくわかりますが…笑)

食事は腹八分目が理想です。

空腹すぎても満腹すぎても酔いやすくなってしまうので、乗る前は適度に食べておきましょう🍙

また、油っぽいものや甘いジュース、アルコールは胃に負担をかけてしまうので、乗車前は控えるのがおすすめです。

乗っている間にできること

自分が運転しているつもりで進行方向を見る、または助手席に座ると酔いにくくなります🚗

読書やスマホゲームは乗り物酔いの大敵なので、乗っている間はなるべく避けましょう。

気分を紛らわせたいときは、同乗者との会話がおすすめです🗣️

これからの旅行の楽しい話をしながら過ごすと、気づいたら目的地に着いていた…なんてことも!

また、ミント系のガムや飴もおすすめですよ🍬

スッキリした清涼感が、気分の悪さを和らげてくれます。

もし酔ってしまったら

万が一酔ってしまっても、落ち着いて対処しましょう🌬️

窓を開けて新鮮な空気を吸い、深呼吸してみてください。

頭を背もたれにしっかりつけて、なるべく動かさないようにすると楽になりやすいです。

もし吐いてしまったときは、氷を口に含んでさっぱりさせると気持ちが落ち着きます。

その後はスポーツドリンクなどを少しずつ飲んで、水分と電解質を補給しましょう💧

普段からできる!平衡感覚トレーニング

滑り台を滑るリスのイラスト|三半規管トレーニングのイメージ

「そもそも酔いにくい体を作りたい」という方には、日頃からのトレーニングも効果的です🏋️

お子さんならブランコや滑り台で遊ぶこと、大人ならヨガや前転運動などが、三半規管を鍛えて平衡感覚を磨いてくれます。

日常の中に取り入れるだけで、旅行での酔いにくさにつながりますよ🌱

服用前に確認してほしいこと

市販薬はご自身で選べる便利なものですが、使う前に以下の点を必ず確認してください🏥

  • 添付文書(説明書)を必ず読んでから服用してください
  • 用法・用量を必ず守り、効かないからといって多く飲まないようにしましょう
  • 複数の薬を同時に飲むのは避けてください
  • 現在病院で処方された薬を飲んでいる方は、飲み合わせの問題が起きることがあるため事前に確認してください
  • アレルギー体質の方・過去に薬で副作用が出たことがある方は、必ずかかりつけの医師や薬剤師に相談してから服用してください
  • 妊娠中・授乳中の方は必ず医師や薬剤師に相談してから服用してください👶
  • お子さんへの使用は年齢制限を必ず確認してください。対象年齢外の薬は使用できません⚠️
  • 症状が改善しない場合は市販薬の使用を中止してすぐに医療機関を受診してください

市販薬であっても、使用上の注意をしっかり確認することがとても大切です。

少しでも不安なことがあれば、お気軽に薬局の薬剤師に相談してくださいね😊

乗り物酔いの薬はめまいには効かないの?

最後に大事なことを1つ!

乗り物酔いではないめまいには、酔い止め薬の効能はありません。

乗り物から降りても続くめまいや、普段の生活の中で起こるめまいは、別の原因が考えられます。

そのような場合は自己判断せず、原因を調べてもらうためにも医療機関を受診することをおすすめします🏥

まとめ

今回は旅行に役立つ酔い止め薬について、薬剤師目線でまとめました🐿️

自分やご家族の状況に合わせて、ぴったりの酔い止め薬を選んでみてくださいね!

  • 水なし・ラムネ味で手軽に → パンシロントラベルSP(7歳〜)
  • 眠くなりたくない → トラベルミンR(11歳〜)
  • 家族みんなで使いたい → トラベルミンファミリー(5歳〜)
  • 飲み込みが苦手な子どもに → トラベルミンチュロップ・トラベロップQQ(5歳〜)
  • 3歳の小さな子どもに → センパーキッズドリンク(3歳〜)
  • 飛行機・長距離フェリーなどの長旅に → アネロンニスキャップ

💊 薬剤師のおすすめはこちら!


旅行バッグに1つ入れておくだけで安心!水なしで飲めるラムネ味が◎

薬をしっかり準備して、楽しい旅行にしてくださいね🌍✈️

※この記事は情報提供を目的としており、特定の症状に対する診断・治療を推奨するものではありません。症状が気になる方は医師・薬剤師にご相談ください。