【薬剤師が解説】夏バテの原因と症状別おすすめ市販薬・漢方7選

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※この記事は情報提供を目的としています。服用の際は添付文書をよくお読みください。

こんにちはー!
現役薬剤師のぽっけです🐿️
毎年この時期になると、薬局でも「なんだかだるい」「食欲がわかない」というご相談がぐっと増えてきます。

今日はそんな夏バテの原因と、症状別におすすめしたい市販薬・漢方を、薬剤師目線でわかりやすくお伝えしていきますね😊

この記事でわかること

  • 夏バテが起こる主な原因4つ
  • 症状別におすすめの漢方・市販薬7選
  • 薬に頼る前にできるセルフケアの方法
  • セルフケアでは対応できず受診を検討すべきライン

まずは症状別のおすすめを早見表でまとめてみました。気になる症状のところだけチェックしていただいてもOKです🙆‍♀️

症状おすすめ商品
食欲がなくて体がだるい補中益気湯
痩せてきた・食事がとれず血色が悪い人参養栄湯
血色が悪く栄養不足気味四物血行散
冷たい水分の摂りすぎでお腹を壊した胃苓湯
お酒の飲みすぎで肝臓がお疲れヘパリーゼ
だるさにビタミン補給したいアリナミンEX・ポポンS
冷えの症状が強いビタミンEアルファ

夏バテとは?主な原因4つ

そもそも夏バテは、暑さによって体のさまざまな機能が乱れてしまうことで起こる不調の総称です。

ここでは代表的な4つの原因をご紹介しますね🌻

自律神経の乱れ

私たちの体は、寒いところでは体温を上げようと交感神経が働き、暑いところでは体温を調整しようと自律神経がはたらいています。

夏場は冷房の効いた室内と暑い屋外を何度も行き来しますよね。

この気温差が繰り返されることで体温調節がうまく追いつかず、自律神経のバランスが乱れやすくなるんです。

その結果、冷え・食欲不振・疲れなど、さまざまな不調につながっていきます。

睡眠不足

夜になっても気温が下がらず、寝苦しさで眠りが浅くなってしまうことも多いですよね。

睡眠不足が続くと自律神経のバランスがさらに乱れてしまい、疲れがどんどん取れにくくなる悪循環に陥ってしまいます😥

肝臓の疲労

夏はビールなどお酒を飲む機会が増える方も多いのではないでしょうか。

お酒の飲みすぎは肝臓に負担をかけてしまい、これも夏バテの原因のひとつになります。

食欲不振によるビタミン・ミネラル不足

暑さで食欲が落ちてしまうと、必要な栄養がしっかり摂れなくなってしまいます。

さらに暑い中での活動はエネルギー消費が増えるため、その代謝に関わるビタミンB1が消費されやすくなります。

加えて、暑さそのものが体にとってストレスになるため、ビタミンCも不足しがちに。

この栄養不足が、だるさや疲れやすさに拍車をかけてしまうんですね。

【症状別】薬剤師おすすめの漢方・市販薬7選

ここからは、症状別におすすめしたい漢方・市販薬をご紹介していきますね。

どれも一般的な効能効果の範囲でのご紹介になりますので、実際に選ぶ際はパッケージの用法用量をしっかり守り、気になる点があれば薬剤師や登録販売者にご相談くださいね😊

食欲がなくて体がだるい → 補中益気湯

補中益気湯は、体を元気にして消化・吸収を高めるとされる漢方薬です。

食欲がわかず、なんとなく体がだるいというときの選択肢のひとつになります。

痩せてきた・食事がとれず血色が悪い → 人参養栄湯

人参養栄湯は、消化吸収を良くして栄養を体に届けるとされる漢方薬です。

食事がとれず体重が落ちてきた、顔色が優れないといった方に選ばれています。

血色が悪く栄養不足気味 → 四物血行散

四物血行散は、血行の乱れを整えるとされる漢方薬です。

栄養不足で血色が優れないと感じる方の選択肢になります。

冷たい水分の摂りすぎでお腹を壊した・食欲不振 → 胃苓湯

胃苓湯は、水分代謝を良くして消化吸収を高めるとされる漢方薬です。

冷たい飲み物の摂りすぎでお腹の調子を崩してしまった、という方にも選ばれています。

お酒の飲みすぎで肝臓がお疲れ → ヘパリーゼ

お酒を飲む機会が多く肝臓に負担がかかっているなと感じる方には、ヘパリーゼのような肝臓エキス配合の製品も選択肢になります。

あわせてお伝えしたいのですが、お酒を飲むとタンパク質が不足しがちになります。

おつまみには、豆腐などの大豆製品やお魚、お肉も一緒にとっていただくのがおすすめです🍶

だるさにビタミン補給 → アリナミンEX・ポポンS

先ほどお伝えした通り、夏場はビタミンB1やビタミンCが不足しやすくなっています。

アリナミンEXやポポンSのようなビタミン剤で、不足しがちな栄養を補ってあげるのもひとつの方法です。

冷えの症状が強い → ビタミンEアルファ

冷房による冷えが気になる方には、天然ビタミンE配合の製品、特にビタミンEアルファのような商品が選択肢になります。

ビタミンEは血行に関わる栄養素として知られています。

薬に頼る前にできる夏バテ予防・セルフケア

市販薬や漢方はとても心強い味方ですが、まずは日々の生活の中でできるセルフケアも大切にしたいですね🌿

  • 睡眠をしっかりとる
  • 寝るときのエアコンは、暑すぎず寒すぎない温度に調整する
  • 熱めのお風呂に短時間浸かって汗をかく
  • 野菜をしっかりとる
  • クエン酸をとる(エネルギーを作るときに必要な成分です)

ちなみに、夏は脱水にも注意が必要な季節です。詳しくはこちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。

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コラム:ぽっけの一言

私事ですが、夏になるときゅうりの酢の物やもずくなど、酸っぱいものがやたら食べたくなるんです🥒

これってもしかしたら、体が酸味を欲しがっているのかもしれません。

酸味には食欲を増進させる働きがあるといわれているので、体が本能的にそれを求めているのかも、と勝手に思っています😌

服用前に確認してほしいこと

市販薬や漢方薬を使うときは、以下のポイントもあわせて確認しておくと安心です😊

  • 添付文書(説明書)を必ず読むこと
  • 用法・用量を必ず守ること(多く飲まない)
  • 複数の薬を同時に飲まないこと
  • 処方薬との飲み合わせを確認すること
  • アレルギー体質の方・副作用の経験がある方は医師に相談すること
  • 妊娠中・授乳中の方は医師に相談すること
  • お子さんに使う場合は年齢制限を確認すること

こんな症状は受診を

市販薬やセルフケアはあくまで日常の不調に対するサポートです。

次のような場合は、無理をせず医療機関への受診を検討していただきたいなと思います。

  • だるさや食欲不振が数日以上続いている
  • 水分や食事がほとんどとれない
  • 高熱が出ている
  • めまいや意識がぼんやりするなど、いつもと違う症状がある

セルフケアや市販薬で様子を見て大丈夫か迷ったときは、我慢せずに一度、薬剤師や医療機関に相談していただけたらと思います。

まとめ

今回は夏バテの原因と、症状別におすすめの漢方・市販薬をご紹介しました。

  • 食欲不振・だるさ → 補中益気湯
  • 痩せ・血色不良 → 人参養栄湯
  • 栄養不足による血色不良 → 四物血行散
  • 水分の摂りすぎでお腹を壊した → 胃苓湯
  • お酒疲れの肝臓に → ヘパリーゼ
  • だるさにビタミン補給 → アリナミンEX・ポポンS
  • 冷えが強い → ビタミンEアルファ

暑い夏を元気に乗り切るために、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです😊

そういえば、夏の旅行では虫除けスプレーも欠かせないアイテムです。夏旅シリーズもぜひあわせてご覧くださいね🐿️

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※この記事は情報提供を目的としており、特定の症状に対する診断・治療を推奨するものではありません。症状が気になる方は医師・薬剤師にご相談ください。